ありんくりん連絡蝶
「ありんくりん連絡蝶」2024.11.21
「ありんくりん連絡蝶」2024.11.21
沖縄本島も一昨日頃から秋らしくなってきました。前回、配信後に沖縄本島周辺で観察した蝶をまとめます。10月27日は、うるま市浜比嘉島でリュウキュウムラサキ1
(台湾型)撮影しました。10月28日は、大宜味村喜如嘉でナガサキアゲハ
(有尾型)撮影、うるま市浜比嘉島でヤエヤマムラサキ1
採集しました。11月1日に大宜味村饒波でナガサキアゲハ2
(有尾型)目撃・うち1
撮影、大宜味村六田原でマルバネルリマダラ1
撮影、本部町伊豆味でマルバネルリマダラ1頭撮影、シロウラナミシジミ数頭目撃しました。11月5日に大宜味村饒波でナガサキアゲハ1
(有尾型)撮影しました。最近になって気づいたことは、近所の草むらやお墓の周りなどやたら茶色セセリを見るようになりました。今年に入って、春から暑い夏の盛りは茶色セセリが少なく感じており、10月頃まではあまり見なかったような・・・。意識をしてなかったせいかもしれませんが、ここにきてやたらと見ます。近所で見られる茶色セセリといえば、チャバネセセリ、ユウレイセセリで、ヤシ科植物が多いところでクロボシセセリ、極小的にヒメイチモンジセセリ、秋の渡りで飛来するイチモンジセセリといったところでしょうか?。ただ、茶色セセリが例年になく、気がつくと多く見られることは今まで経験したことがなく、もしかしたら迷セセリがまじっているかも・・・。日常的にカメラやネットを持ち歩いてないので、すばしっこい地味な茶色セセリはスルーしてしまいがちです。今後は茶色セセリにも注目すると「もしや日本初の種?!」もありうるかもしれません。
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●●蝶類発生情報コーナー●●
前回の配信から本日までに双尾Ⅱへお寄せいただいた各地の蝶の発生状況をまとめています。
SS氏:10月12日から14日まで恒例の「南薩詣で」をしてきました。今年は猛暑の影響か、蝶の数が全般的にとても少なくて、ツマベニチョウは3頭目撃のみ。ルリウラナミシジミ、アマミウラナミシジミ、ヤクシマルリシジミもとても少なかったです。 いつもは一杯いるタテハモドキも散見する程度でした。リュウキュウムラサキは5頭目撃し、うち3
(台湾型)を採集しました。良かったのはアオタテハモドキとウスキシロチョウでした。興味深かったのはウスキシロチョウでギンモン型(低温期型)とムモン型(高温期型)が半々でいずれも新鮮個体が多かったことです。そういえば、北九州市若松(自宅)で、タテハモドキを9月28日に6頭採集したのですが、夏型3頭、秋型3頭で、いずれも完品でした。これも猛暑の影響でしょうか? 北部九州では8月末から9月初めにかけて発生するウラナミジャノメの新鮮個体が薩摩半島では10月半ばに採れるのも不思議です(新鮮個体を約10頭採りました)。
OY氏:自宅近く(福岡市城南区)でタテハモドキ(秋型)をかなり見かけます。かつては迷蝶だったのですが、いまはこのあたりでも定着しているようです。
MN氏:11月5日~8日まで、伊平屋島に行って来ました。目的は、アサギマダラを沢山見られるかと思い行ったのですが、見たのは3
のみでした。この他にマルバネルリマダラ、キタテハ(目撃のみ)、ヒメイチモンジセセリ、クロボシセセリ、クロマダラソテツシジミを確認できました。
AS氏:11月9日~14日まで、沖縄本島と与那国島、石垣島に行ってきました。与那国と石垣では迷蝶は特に特記することもありませんでした。ウスアオオナガウラナミシジミが石垣のどこでも見られるとの話しでしたが、パラパラいろんなところにはいましたが、スレ・破損個体が殆どで与那国の方が鮮度、数とも多かったです。9日は南条市の糸数城跡に昼過ぎに着き、小雨の中待機、雨がやみ、陽射しも少しありました。で、センダングサにマルバネルリがツマムラと仲良く混飛しているのに遭遇、選んで7
8
採集、そのうちの何頭かは手づかみで採集、タイワンシロチョウを2
1
採集しました。
KK氏:2024年の南城市におけるタイワンシロチョウ採集の状況についてご報告します。いずれも南城市玉城垣花で7月2日に 3
、7月7日に 1
1
、7月12日 に2
、7月15日に 1
1
、8月20日 に1
を採集しました。なお本種については8月20日以降10月6日まで数回現地を訪れましたが、目撃無し、得られませんでした。ちなみに10月6日、同じく垣花にてヤエヤマムラサキ1
(白帯型、スレ欠けあり)を採集しました。
引き続き発生状況はもちろん採集禁止情報など、貴方の町の蝶情報お待ちしています。発生状況や禁止情報も共有、ご協力お願いします。
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■■冬のインセクトフェアご案内■■
冬場の楽しみと言ったらインセクトフェアでしょう。同じ趣味を持つ仲間や憧れの先輩、プロとの情報交換、最新情報や近況など交流の場として。なにより、日頃お目にはかからない興味深く、希少な昆虫を愛でる事ができます。ここに晩秋から年末のインセクトフェアをまとめてご紹介します。この機会をお見逃しなく!!
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★「世界の昆虫展示即売会 」(大阪)
場所:小原流ホール4階
〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目6
開催日時:2024年12月8日(日)10:30〜16:00
入場料:無料
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★「インセクト.ファン」(東京)
場所:日本橋 ザ、グリーンホール
〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町11−12サンライズビル
開催日時:2024年12月15日(日)10:30〜16:00
入場料:高校生以上500円 中学生以下無料
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★「Dead or Alive 名古屋2024・冬」(名古屋)
場所:名古屋、吹上ホール
名古屋中小企業振興会館展望ホール 名古屋市千種区吹上2-6-3
開催日時:2024年12月21日(土)一般入場12:30〜16:00(先行入場11;00〜12:30)
入場料:中学生以上500円、小学生300円(先行入場:中学生以上1000円)
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盛況が見込まれます。ご自身の感染予防のためマスクの着用をお勧めします。
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11月8日から11月12日に宮古島へ出かけました。新田智の仕事を兼ねての旅行でした。24年ぶりの宮古島は、道路も整備され街並みも変わり、特に平良市内などは商業施設が立ち並び当時の面影はほとんどありません。もちろん、24年前は伊良部大橋もかかっておらず、今回は橋で渡りの離島巡りを楽しめました。残念だったのは時期が悪かったせいか、ジャコウアゲハを全く見なかったことです(新田智が最終日に熱帯植物園で2
撮影のみ)。密かに期待していたルリモンジャノメ、タイワンヒメシジミは当たり前、皮算用でした。唯一、船で渡った大神島も24年前に比べて少し変わってました。遠見山への登山道が整備されていたり、旧小中学校の社屋はなくなっており、東海岸の奥には大神島多目的広場が整備されてました。それでもノンビリした時間が流れていて、静かな海岸通りはハマシタンの花が咲き、朝早くから多くのベニモンアゲハが吸蜜していました。特筆すべきは、大神島で今まで記録のなかったヒメシルビアシジミが大神漁港や大神島多目的広場に無数に見られたことでした。どうやらマルバタケハギなどで発生しているようです。広場整備で土に混じって種が混入していたのでしょうか?。これまでに見られなかった蝶が爆発的に見られるようになることは、気象条件、土地開発などの人為的要因そして重要なのが立地条件にあった場所に食草があるということです。人知れず南からのお客様が入ってくるかもしれません。なお、「FC2ブログ」にも書いてますが、新田智が同島でウスアオオナガウラナミシジミ1
を撮影しています。

沖縄本島も一昨日頃から秋らしくなってきました。前回、配信後に沖縄本島周辺で観察した蝶をまとめます。10月27日は、うるま市浜比嘉島でリュウキュウムラサキ1
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●●蝶類発生情報コーナー●●
前回の配信から本日までに双尾Ⅱへお寄せいただいた各地の蝶の発生状況をまとめています。
SS氏:10月12日から14日まで恒例の「南薩詣で」をしてきました。今年は猛暑の影響か、蝶の数が全般的にとても少なくて、ツマベニチョウは3頭目撃のみ。ルリウラナミシジミ、アマミウラナミシジミ、ヤクシマルリシジミもとても少なかったです。 いつもは一杯いるタテハモドキも散見する程度でした。リュウキュウムラサキは5頭目撃し、うち3
OY氏:自宅近く(福岡市城南区)でタテハモドキ(秋型)をかなり見かけます。かつては迷蝶だったのですが、いまはこのあたりでも定着しているようです。
MN氏:11月5日~8日まで、伊平屋島に行って来ました。目的は、アサギマダラを沢山見られるかと思い行ったのですが、見たのは3
AS氏:11月9日~14日まで、沖縄本島と与那国島、石垣島に行ってきました。与那国と石垣では迷蝶は特に特記することもありませんでした。ウスアオオナガウラナミシジミが石垣のどこでも見られるとの話しでしたが、パラパラいろんなところにはいましたが、スレ・破損個体が殆どで与那国の方が鮮度、数とも多かったです。9日は南条市の糸数城跡に昼過ぎに着き、小雨の中待機、雨がやみ、陽射しも少しありました。で、センダングサにマルバネルリがツマムラと仲良く混飛しているのに遭遇、選んで7
KK氏:2024年の南城市におけるタイワンシロチョウ採集の状況についてご報告します。いずれも南城市玉城垣花で7月2日に 3
引き続き発生状況はもちろん採集禁止情報など、貴方の町の蝶情報お待ちしています。発生状況や禁止情報も共有、ご協力お願いします。
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■■冬のインセクトフェアご案内■■
冬場の楽しみと言ったらインセクトフェアでしょう。同じ趣味を持つ仲間や憧れの先輩、プロとの情報交換、最新情報や近況など交流の場として。なにより、日頃お目にはかからない興味深く、希少な昆虫を愛でる事ができます。ここに晩秋から年末のインセクトフェアをまとめてご紹介します。この機会をお見逃しなく!!
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★「世界の昆虫展示即売会 」(大阪)
場所:小原流ホール4階
〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目6
開催日時:2024年12月8日(日)10:30〜16:00
入場料:無料
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★「インセクト.ファン」(東京)
場所:日本橋 ザ、グリーンホール
〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町11−12サンライズビル
開催日時:2024年12月15日(日)10:30〜16:00
入場料:高校生以上500円 中学生以下無料
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★「Dead or Alive 名古屋2024・冬」(名古屋)
場所:名古屋、吹上ホール
名古屋中小企業振興会館展望ホール 名古屋市千種区吹上2-6-3
開催日時:2024年12月21日(土)一般入場12:30〜16:00(先行入場11;00〜12:30)
入場料:中学生以上500円、小学生300円(先行入場:中学生以上1000円)
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盛況が見込まれます。ご自身の感染予防のためマスクの着用をお勧めします。
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11月8日から11月12日に宮古島へ出かけました。新田智の仕事を兼ねての旅行でした。24年ぶりの宮古島は、道路も整備され街並みも変わり、特に平良市内などは商業施設が立ち並び当時の面影はほとんどありません。もちろん、24年前は伊良部大橋もかかっておらず、今回は橋で渡りの離島巡りを楽しめました。残念だったのは時期が悪かったせいか、ジャコウアゲハを全く見なかったことです(新田智が最終日に熱帯植物園で2

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